スピーカーの常識を変える。マーティー101・ジュピティ301、タイムドメイン理論に基づいた革新サウンド。

BauXar
Time Domain Theory
タイムドメイン理論によるスピーカー
 図4にダイナミックスピーカーの基本を示します。信号電流に従って磁気回路の中に設けられたボイスコイルに力が発生し、それにつながったコーン紙が音の形に従って振動し音を空間に伝えます。

(仮想グランド)
 正確にコーン紙を動かすためには基準静止点となる磁気回路が動いてはなりません。従来方式では磁気回路はフレームを介してスピーカーボックスのパネルに固定されております。しかしボックスやフレームは常に振動していますので静止点とは言えません。それを基準とするコーン紙からの音はピュアーではありません(図5)。
 理論的には磁気回路をグランドに固定すれば理想ですが、大地も大地とユニットを結合するコンロッドも振動しますから実現できません。
 タイムドメイン方式では磁気回路は仮想グランドに固定されています(図6)。仮想グランドは振動系に対して1000倍以上の慣性質量を持つ金属シャフトです。これは振動を伝えないゲル状物質で空間に支持されていますので、理想的なグランド、基準静止点と言えます。

図4 ダイナミックスピーカーの概念図
図5 従来型スピーカーの概念図
 
図6 タイムドメインスピーカーの概念図






(小口径シングルユニット)
 音圧波形を正確に再生するためには、必然的に小口径のシングルユニットとなります。従来の様に多くのユニットから出る音波は合成しても元の音の形にはなりません。また口径が大きいと振動板が分割振動しますし、重くなって正確な動きは望めません。
 ちなみにパイプ型Marty101の振動板の径は5センチ、振動系の質量は1.4グラムで20センチクラスユニットの10分の1以下です。車重が10倍ではエンジンやブレーキをいくら強力にしても機敏な動きが望めないのと同様です。



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