スピーカーの常識を変える。マーティー101・ジュピティ301、タイムドメイン理論に基づいた革新サウンド。

BauXar
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●プロフィール:
松井五郎(作詞家|プロデューサー)
ヤマハ・ポピュラーソングコンテスト出場をきっかけに、1981年にチャゲ&飛鳥の2ndアルバム「熱風」を作詞。以後、安全地帯・氷室京介・ハウンドドッグといったニューミュージック、ロック系のアーティストを中心に作品提供を行う。その作品数は、2000曲を優に超え、現在もクレイジーケンバンド・柴崎コウ、V6などのアーティストの作詞を手がける他、表現集団「銀河朗読団」を主宰する。
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――松井五郎さんは作詞家として、多くの名曲を世に送り出してきました。創作するにあたって、もっともご苦労されることはどんなところでしょうか?

その時代、時代に於て、作品を聴いてくれる人との距離感です。時代感覚と言ってもいいかもしれません。同じ内容でも、聴く側の意識によって、作品がまったく別の命を持つことがあります。世の中がどんな時代なのかを捉える力を、いつも研ぎ澄ましておかなければならないということでしょうか。

――最近では松井さんは新しい朗読形態「ポエトリー・ミュージック」という活動をされているそうですが、詳しくお聞かせください。

朗読というジャンルには以前から興味があって、いろいろな作品を見たり聴いたりしていたのですが、少し閉鎖的な空間にならざるをえないところがあって、もう少し娯楽的な要素を加えたものをやりたいなと考えました。そこで、音楽や演劇的要素を加え、歌や芝居を鑑賞するような感覚で、朗読に接する空間を作ろうと試みています。

――松井さんのストレス発散法は?

これが変なんですが、書くことなんです。書くことでストレスがたまり、書くことで発散していています。

――プライベートの音楽鑑賞は、どのようなオーディオシステムをご使用されていて、どのような時にお聴きになりますか? また、お好きな音楽、アーティストは?

デジタル生活が定着してからは、ほとんどPCで音楽を聴くようになってしまいました。思いついた時に、データを取りだしやすく、アナログ時代のようにレコードを探す手間が省けるので。後は、車を運転しながら聴くことが多いです。ジャンルはなんでも聴きます。音楽ならなんでも、その時の気分で。

――現在のオーディオ環境でご満足している点、あるいはご不満な点は?

デジタルの便利さは、前述した通りですが、アナログ時代を知っている世代としては、時々、音のぬくもりが懐かしくなる時はありますね。針のノイズも含めて音楽なんだという感性が未だに残っています

 

――松井さんにはJupity301をご使用いただきました。独特な形状についての第一印象をお聞かせください。

第一印象は石膏の彫刻を思い浮かべました。僕は趣味で流木やアンティックのオブジェを並べてるんですが、そういったものと妙に合うんです。なんとなくギリシャ建築の柱をイメージしますし、質感的には現代的であるのに、なにか懐かしさを感じました。

――PC・コンポ・テレビなど、Jupity301をどのシステムに接続されてみましたか? また、接続や操作に不便なところはありましたか?

PCに接続してみました。特に難しいところはありません。誰でも簡単に繋げると思います。

――では、実際にJupity301から再現されたサウンドをお聴きになったご感想は?

やはり、まずは自分の作品「UNKNOWN」を聴いてみました。僕の目指す朗読作品は、音楽がBGMにならないようにと心掛けています。その分、音楽の中に言葉が埋もれないようにしなければなりません。その点で、Jupity301は、言葉の輪郭がはっきり聴こえてきて、「UNKNOWN」には最適でした。同様のことが、歌ものにも言えて、作詞をする者からすると、とても言葉を大切にしてくれるスピーカーだと言えるでしょう。

――今までにご使用になったオーディオ環境と比較して、サウンドのどんなところに違いを感じましたか?

アコースティックな音の響きが美しいですね。以前、Bose社Quiet Comfortというノイズキャンセリング機能のヘッドホンをはじめて使った時の感じに近かった気がします。アコースティックギターの輪郭が凄くよく聴こえますね。

――松井さんは、Jupity301の能力を存分に発揮できるサウンドソースはどのようなものが適していると思われますか?

アコースティックな楽器でしょうね。クラシックのように、倍音が命で、音程のダイナミックスがある音楽にはいいかもしれません。小さい音でもはっきりと聴こえて、大きな音も響き過ぎない。

――Jupity301のご購入をお考えの方に、アドバイスやメッセージをお願いいたします。

例えば、クラシックやアコースティックサウンドのコンサートに行った時、生音の奥行きを感じると思うんですが、デジタル時代にあって、そのアナログの良さを表現できるという意味で、存在感のあるスピーカーだと思います。

――最後に、松井さんの今後のご予定をお聞かせください。

作詞の仕事では、色々なアーティストに作品を提供しています。銀河朗読団としては5月に新しいアルバムをリリースの予定です。

どうもありがとうございました。

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