スピーカーの常識を変える。マーティー101・ジュピティ301、タイムドメイン理論に基づいた革新サウンド。――扇谷さんは、以前からタイムドメインスピーカーをご存知だったとか? そうですね、タマゴ型のタイプのものが出た時大きく宣伝されてましたよね。それですぐに「何だろこれ!?」と。その後実際にお店で試聴することも出来ましたが、その時は残念ながら周りもうるさかったこともあり、タイムドメインならではの真の良さを実感することは出来ませんでした。 ――今回は、実際にMarty101で音楽を鑑賞していただきました。 今までのどんなスピーカーとも違うところがまずナイスですね。僕はオリジナルなものが大好きなんです。スピーカー面が上に向いてるというデザインがそのまま無指向性の良さにもデザインの良さにもつながっていますね。アレンジ版でデザイン画がほどこされたものもある様ですね(*編集注:MartyWearカスタマイズ)。それも欲しいな〜。
――どんなオーディオシステムに接続されましたか? まずはやっぱりiPod。そしてパソコン、テレビ、音楽制作用のモニタースピーカーの代わりにもしてみました。 ――Marty101の接続・操作に不便なところはありましたか? なにもありません。シンプル・イズ・ベストですね。 ――さて、Marty101からのサウンド、ご感想は? 聴いた瞬間からいきなり良かったです。今まで聴いたどんなスピーカーとも違う立体的な音。その場所で聴いているかのような不思議な自然さ。今までのスピーカーが周波数的には上から下までよく伸びているけども平面的でどこか1点からしか出ていない感じで、でもそれに慣れていたので、「自然」であることがなんだか不思議なのです。スピーカーから出る音が嫌いな方にとっては、ついに好きになれるものが出たのではないでしょうか。 自分で作った作品も聴いてみましたが、自分がミックス時に表現したかったことをちゃんと再生してくれました。こちらの気持ちをわかってくれているような感じです(笑)。 無指向性なので部屋のどこでも気持ちよく聞こえるのもグッドです。ちょっと試すつもりがすっかり映画に引き込まれてしばらく見入ってしまいました。テレビでも同様の効果を得られますので、普段あまり見ないテレビもこれをつけたらたくさん見ちゃいそうです。 ――従来のオーディオシステムと比較して、サウンドのどんなところに違いを感じましたか? 先に述べたように、従来と比べて音が立体的、臨場感に溢れていて自然であること、音がひとところから出ているのではなく包まれている感じ、でしょうか。ただ小型なこともあるし、周波数的にはハイファイなスピーカーに慣れた耳には高域と低域がちょっとさびしいです。なのでこうなると後はもっと上のクラスのYoshii9などのタイムドメインスピーカーがぐっと気になってきますね。タイムドメインならではの良さにレンジも広さも加わるのでは、と期待が膨らみます。 ――扇谷さんご自身、Marty101はどんな用途やどんな音楽ジャンルに活用できるとお考えですか? リスニングや映画鑑賞、テレビなどの普段使いには新しい次元の世界を提供してくれると思います。制作にもこれからはいつものモニタースピーカーと併用して必ず使うでしょうね。こちらの意図した音色の操作を逃さず表現してくれますから。 ――Marty101のご購入をお考えの方に、アドバイスやメッセージをお願いいたします。 なんといってもこの音でこ値段はかなり安いと思います。3万円弱でタイムドメインの素晴らしい世界を体感出来るのですから。自然で長時間聴ける音でiPod用スピーカーをお探しでしたら迷わずこれです。逆にとにかく派手な音が欲しいのでしたらちょっと違うかもしれません。まずはこれでタイムドメインの世界を経験してハマったら上のクラスのものも試されたらいかがでしょうか。 ――どうもありがとうございました。 © 2006 - 2024 BauXar_Lab. All rights reserved.
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